東鯷人=呉系楚人について調べる中で気になった、秦氏はなぜ「呉人」ではなく「呉系楚人」なのか?
という話の中で出てきた、
夔(キ)と秦氏について。
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夔と秦氏はどうつながる?
塚田氏は、楚と同族とされる夔(キ)について、
・蛇・猿・牛・青・雷電・石・木・楽器
などの要素を挙げ、
これらは楚そのもののトーテムでもあったのではないかとしている。
では、この夔と秦氏はどうつながるのか。
その間に入るのが、
大山咋神(オオヤマクイ)※だった。
Wikipedia
・大山咋神(大年神と天知迦流美豆比売の子)
・大山咋神(大年神と天知迦流美豆比売の子)
※大山咋:秦氏は「松尾大社」を一族の氏神として信仰し、その主祭神が「大山咋神」である。
「松尾大社」では、秦氏の秦忌寸都理が社殿を造営したと伝えられている。
「松尾大社」では、秦氏の秦忌寸都理が社殿を造営したと伝えられている。
塚田氏は秦氏について整理する中で、
「大山咋=夔」
とはっきり記している。
つまり塚田説では、
夔
↓
楚を象徴する存在
↓
猿・牛・青・雷などの楚系要素
↓
大山咋=夔
↓
大山咋は秦氏側の神 ※
↓
秦氏=呉系楚人
というつながりになる。
夔そのものを秦氏が祀っていた、という意味ではなく、
日本側の大山咋神に、夔=楚の神格・トーテムが重ねられている
と塚田氏は見ているようだ。
さらに秦氏には、
雷・牛・猿
など、夔にまとめられる楚系要素も繰り返し現れる。
<参考>
・秦氏に見られる雷・牛・猿|夔(キ)との共通点
・秦氏に見られる雷・牛・猿|夔(キ)との共通点
そのため、
秦氏は単なる呉系ではなく、楚の文化要素を強く持つ「呉系楚人」
と見る材料の一つとして、
夔=大山咋
という対応が使われている。

